【愛しき昭和・平成の歌謡曲たち vol.58/コーラスガール 】
私の中では歌手としての存在感は薄れていった和田アキ子。
特にキャリア前半には「天使になれない」「夜明けの夢」「夏の夜のサンバ」「あなたにありがとう」「悪い奴」
「古い日記」「見えない世界」「もっと自由に」「やじろべえ」等、列挙しきれないほどの好きな曲があるだけにとても残念である。
そんな中から今日紹介するのは、樹さんもお気に入りと仰っていた名曲「コーラスガール」。
ジャケ写には〈デビュー10周年記念レコード〉と銘打たれているが、
自分の代表作になると大ヒットを確信していた彼女は予想外の結果に大いに落ち込み、
「自分に何が足りないのか」と、泣きながら阿久悠に相談したというエピソードが忘れられない。
★コーラスガール/和田アキ子 (作詞:竜真知子/作曲:川口真/編曲:馬飼野康二/発売日:1978年3月5日)
※和田アキ子の歴代シングル売上No.1は「天使になれない」だが、この曲は自己ベスト30にも入らず。