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【愛しき昭和・平成の映画音楽たち vol.2/荒野の用心棒・夕陽のガンマン 】

シングル・マン

シングル・マン

今回はこのコーナー初の2曲同時紹介。
というのもこの2曲、時々どっちがどっちだったか分からなくなる、ちょっと似た曲なのである。
左が「荒野の用心棒」(日本公開1965年)からテーマ曲の「さすらいの口笛」
右が「夕陽のガンマン」(日本公開1967年)テーマ曲である。
共に監督はセルジオ・レオーネ、主演はクリント・イーストウッド、
そして作曲は映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネときているから余計紛らわしいが、
もともと「夕陽のガンマン」自体が「荒野の用心棒」の大ヒットを受けて作られた作品だけに
(後に「続・夕陽のガンマン」も製作され「ドル箱三部作」と称された)
シリーズものであることを印象づけるためにも、敢えて一部同じメロディーを取り入れたのかも。
何れにしても映画史に残る名曲であることに違いはない。

★「荒野の用心棒」より「さすらいの口笛」      ★「夕陽のガンマン」よりテーマ曲

   

Comments 3

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荒野…この曲が相応しい風景は日本では難しいですよね、風は必須条件。
セルジオレオーネ監督の映画は風薫る。ちょっと埃っぽい男の汗臭さと上玉の女の香水の交ざり合った匂いがメロディとともに風に乗って吹き付ける感覚。大好きです。
もう一本ご存知かもですが、ウエスタンという映画。レオーネ監督、音楽モリコーネ、ヘンリーフォンダ、チャールズブロンソン、クラウディアカルディナーレ、ジェイソンロバーツ。微笑まないヘンリーフォンダの悪役に痺れました。

半蔵

これは確かに紛らわしい どちらかなり聞いて正解を答えられるひとはかなり聴き込んでるひとだね 情景が浮かんできそうでいかにも荒野ーーって感じですね そう聞くからかな 昔はこんなのがかっこよかったんですね

シングル・マン
シングル・マン
Re:荒野の用心棒/夕陽のガンマン

樹さん
荒野に “風” は必須、気づかなかった鋭い指摘です。
埃っぽく、男の汗臭く、上玉の女性の香水も入り混じる … 。
仰るとおり、その感覚よく分かります。
「ウエスタン」という映画は未見ですが
ヘンリー・フォンダが悪役を演じていたというのも意外ですし、
検索すると「レオーネの代表作であるのみならず、
西部劇の金字塔として高く評価されている」という記述も目に留まりましたので
時間を見つけて是非一度観てみたい思います。

半蔵さん
ね、紛らわしいですよね? (^^;) 。
そして仰るとおり殺伐とした荒野の雰囲気にぴったりのかっこいい曲だと思います。
エンニオ・モリコーネの曲はどれも哀愁・哀感が漂い、かつドラマチックで
「死刑台のメロディ」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
「ミッション」「ニュー・シネマ・パラダイス」等、名曲揃いですね。