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【 愛しき昭和・平成の歌謡曲たち vol.32/涙のドライヴ 】

シングル・マン

シングル・マン

弘田三枝子と言えば「人形の家」。
日本歌謡史に残る名曲、名唱だと個人的には思っているが、
「人形の家」以外で私の記憶にある彼女の曲と言えば「私が死んだら」と「ロダンの肖像」くらい。
そんなところへ、このコーナーを楽しみにして下さっているというHさんから彼女の「涙のドライヴ」という曲を紹介頂いた。
先日YouTubeで聴いてみてHさんが推薦したくなるのも納得、これが実にいい曲なのである。
そこで早速紹介させて頂くことに。
作詞、作曲は前回紹介した渚ゆう子の「雨の日のブルース」と同じコンビ。
筒美氏がこんな昔から活躍していたことも驚きである。

★涙のドライヴ/弘田三枝子 (作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/発売日:1968年3月15日)

032.jpg  ※橋本&筒美コンビは本作の2作前にリリースされた「渚のうわさ」から5作連続で彼女に曲を提供。
  


Comments 7

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morandino

弘田三枝子の代表作が「人形の家」・・・というのは動かしがたい事実。でも、僕の小学校高学年からラジオで聴いてきたイメージは、まず洋楽のヒット曲を日本語カバーでレコードを出し、いくつものヒット曲を連発していたってことです。イタリアのカンツォーネであるジリオラ・チンクエッティの「ナポリは恋人」この曲の日本語カバーで大ヒットを飛ばした弘田三枝子は、その後、同じくイタリアのミーナの「砂に消えた涙」や、フレンチ・ポップスの「夢みるシャンソン人形」(オリジナル歌唱は、フランス・ギャル)のカバー曲でもヒットを飛ばし、洋楽カバーの女王として不動の位置を占めていました。そして、初の日本人の作詞・作曲での初ヒットが「渚のうわさ」で、その後、「枯葉のうわさ」「涙のドライブ」と続き、当時の紅白歌合戦でも連続出場したものでした。僕は、女性歌手を好きになったのは、黛ジュンが初めてだと記憶違いしていましたが、その前に、弘田三枝子もいたんだと思い出した次第です。シングルマンさんに彼女のすべてを聴かせたいものです。

樹愛

このジャケは令のダイエットの前ですかね(笑)?「人形の家」ですらリアルタイムでは覚えていませんが、京平氏の作品集でこの歌を聴いた時私もいい歌だなぁと思いました。ところがなぜかオリコンの100位にはチャートインしていないんですね。でも弘田さんのマイベストと言えばやはり「人形の家」か京平氏の大一作「渚のうわさ」のどちらかになりますけどね。

bokki

我が家ではまだテレビもない少年のころ、楽しみの一つはラジオで聴く洋楽ベストチャートの番組でした。
当時、1位だったヘレン・シャピロの『You Don't Know (悲しき片思い)』を弘田三枝子が後にカバーしたのを聴いたのが彼女の歌声との出会いだったと思います。
アメリカン・ポップスやジャズを見事に歌いこなす弘田三枝子の日本人離れした歌に魅力を感じていましたが、それからしばらくして、『人形の家』を聴いたときには、情熱の魂が込められたような圧倒的な歌唱力に身震いする程の衝撃を受けたものでした。
おそらく、初めて買ったレコードが『人形の家』だったと思いますが、擦り切れる程に何度も何度も聴いていたことを覚えています。

半蔵

弘田三枝子と言えばやはりわたしも「人形の家」「ロダンの肖像」ですがそれまでのパンチの効いたポップスも良かったですね この歌はそのパンチを抑えたしっとりとした歌い方ですね 

シングル・マン
シングル・マン
Re: 涙のドライヴ

morandinoさん
「人形の家」もリアルタイムではなく家にあったレコードで知った曲なので
洋楽カバーでヒットを飛ばしていた頃の彼女は全く知りませんでしたが、
大人になって彼女が歌う洋楽カバーを聴いたことはあり、
中尾ミエ、伊東ゆかり等、他の洋楽カバーを歌う歌手の中でも
群を抜いて歌がうまいなぁという印象を持っていました。
彼女のベスト盤も一度聴いてみたいですね!

樹愛さん
そうなんですか!?
こんなにいい曲なのに100位以内にも入らなかったんですか … 。
「渚のうわさ」は30万枚売り上げたというのに。
「人形の家」が弘田三枝子のマイベストに変わりはありませんが、
「渚のうわさ」(これも最近YouTubeで初めて聴いてみました)と
「涙のドライブ」を聴き比べると、断然「涙のドライヴ」の方が好きなんですが、
樹愛さん同様、世間の多くの方は「渚のうわさ」の方を支持されたんですね。

bokkiさん
おお、bokkiさんは少年の頃から洋楽を聴いていたんですね。
私は小学校まではアニソンと歌謡曲にどっぷりで
洋楽に目覚めたのは中学生になってからでした。
「人形の家」は本当に名曲だと思います。
私も何度聴いたことか … 。
今のCDは何度聴いても擦り切れるなんてことはありませんが、
そもそも、そこまで何度も繰り返し聴きたいと思う曲自体が今はありませんね。

半蔵さん
そうですね、パンチの効いた歌声が彼女の魅力のひとつとされているようですが、
曲調のせいもあるでしょうが、この曲ではかなり抑えた歌い方をしていて、そこがいいですね。
ところで冒頭の解説で「人形の家」と「私が死んだら」「ロダンの肖像」しか記憶にないと書きましたが
もう1曲、大好きな曲を忘れていました。
それは「ジャングル大帝」のエンディング曲だった「レオのうた」。
【昭和のアニメソング】でいつか取り上げたいです。

MATSU
弘田三枝子

俺が小学校で聴いた曲はバケーションです❣️ でも競作で青山ミチが歌ったバケーションが一番気に入って、青山ミチのシングル盤を小遣い貯めて買ったなぁwww 中尾ミエのは、納豆食べながら歌ってるみたいな声で却下‼️

シングル・マン
シングル・マン
Re: 涙のドライブ2

MATSUさん
青山ミチの「ヴァケイション」もYouTubeで初試聴しました。
結構太い声で、ボーイッシュな歌唱ですね。
興味ないかもしれませんが、実は私の歌姫・山口百恵も
ファースト・アルバム(山口百恵唯一のカバーアルバムです)で
「ヴァケイション」歌っています。
ファンゆえの贔屓目か、私は悪くないなぁと思うのですが、
日本で最初にカバーされた当時を知っているMATSUさんが聴いたら
「納豆食べながら歌ってるみたいな声で却下‼️」以上に
酷評されてしまうかもしれません … (^^;) 。