【 愛しき昭和・平成の歌謡曲たち vol.31/雨の日のブルース 】
これは平年より7日遅く、昨年よりは16日早い梅雨入りとのこと。
これから順次日本列島南からちょっと憂鬱な、しかし農家の方にとっては大事な雨の季節到来である。
というわけで、今日は雨に因み「雨の日のブルース」を。
実はこの曲、オリコンチャート最高位8位を記録し、渚ゆう子にとっては「京都の恋」「京都慕情」「さいはて慕情」に続き
4作連続のトップ10入りを記録したヒット曲なので、決して隠れた名曲などではないのだが、
前3曲に比べると耳にする機会もそう多くないので、今回紹介してみることに。
高音の伸びが素晴らしい渚ゆう子だが、未だに疑問なのが彼女の高音が地声なのかファルセットなのかということ。
例えば以前紹介した由紀さおりなどは地声からファルセットに変わる瞬間がはっきり分かるのだが、
彼女の場合はそれが全く分からないのである。みなさんの判断はどちらだろうか。
★雨の日のブルース/渚ゆう子 (作詞:橋本淳/作曲・編曲:筒美京平/発売日:1971年8月5日)
※「京都ひとり」も大好きな曲だが、こちらは次回に。