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【 みゆき伝説 vol.5/アリア -Air- 】

シングル・マン

シングル・マン

この「アリア -Air- 」も私的には中島みゆき本人より平原綾香バージョンの方がお気に入り。
転調も多く音域も広い難曲にして壮大な曲を、見事な歌唱力で歌い上げている。
また編曲も、どちらのバージョンも瀬尾一三が担当しているが、
平原綾香版のアレンジの方が、より原曲の良さを引き出しているように感じる。
この曲が収録された彼女の17枚目のアルバム「LOVE」は
他にも玉置浩二、徳永英明、財津和夫らによる佳曲が満載で、名盤として高く評価されているが、
中でも出色なのは平原綾香本人の作詞・作曲によるアルバム・タイトル曲の「LOVE」。
ボーカリストとしての実力はデビュー曲の「Jupiter」から既に誰もが認めるところだと思うが
この曲は彼女の作詞家、作曲家としての才能も十分感じさせる。機会があれば是非ご一聴を。

★アリア -Air- /平原綾香 (作詞・作曲:中島みゆき/編曲:瀬尾一三/発売日:2016年4月27日)

05 アリア ①05 アリア ※中島みゆき版は2017年11月22日発売の42ndアルバム「相聞」に収録

 

Comments 3

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半蔵

東日本大震災の時に被災者に向けて歌ったジュピターがじーーんときて今も時々聴きます大好きです
この歌はジュピターとは少し違ったいかにも中島みゆきサウンドを力強く歌っていて聴いていても元気が出そうです

平原綾香。
野太い野性味のある声、中島みゆきの歌唱にとても合っていて好きな歌い手です。
アリア、みゆきさんの楽曲の中でも高難度の部類。
研ナオコだと都会の女、島津亜矢だと女将。それぞれみゆき楽曲を着こなしていますけれど平原綾香は、荒野に立つ女。
この見事な歌唱を魅せる彼女が戦国コレクション「if秀吉」では威風堂々とコメディエンヌを(笑)

シングル・マン
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Re: アリア

半蔵さん
「Jupiter」の原曲はもともとクラシックなので
名曲と呼ぶのも変な気がしますが、
平原綾香の歌う「Jupiter」はやっぱり名曲ですよね (^^;) 。
その「Jupiter」を超えるヒット曲は出ずとも
実力のある彼女、末永く歌い続けてほしいです。

樹さん
今回も樹さんの鋭い分析に参りました。
研ナオコ、島津亜矢、そして平原綾香、
それぞれのイメージを見事に言い当てていると思います。
好きな歌い手とあるので、既にご存知かもしれませんが、
本文でも紹介した彼女の「LOVE」、樹さんはどう聴くでしょうか。
是非、樹さんの評価を知りたいです。