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【 みゆき伝説 vol.4/雨が空を捨てる日は 】

シングル・マン

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中島みゆきの熱烈ファンの中には彼女が他のアーティストに提供した曲に関して
「誰が歌ってもやはり中島みゆき本人の歌唱によるものが一番」と言う方が少なからずいるが、
この曲に関しては、クニ河内の編曲の良さ、研ナオコの繊細にして巧みな歌唱から、
私は研ナオコの方に軍配を上げたい。
当時から「中島みゆきの曲を誰よりも理解しているのは自分」と言い切っていたのも納得できる
切なくも魅力的な歌の世界を展開している。
中島みゆき本人は、研ナオコのリリースから4か月後に発表された2ndアルバム「みんな去ってしまった」の中でこの曲を披露。

★雨が空を捨てる日は/研ナオコ (作詞・作曲:中島みゆき/編曲:クニ河内/発売日:1976年6月25日)

04 雨が空を捨てる日は 04 雨が空を捨てる日は ②※研ナオコ11枚目のシングル「LA-LA-LA」のB面曲

 

Comments 4

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樹愛

そういえばみゆきさんがナオコさんに税所にシングルで書いたのは「LA-LA-LA」でしたね。でもマイベストはダントツで「ひよちぼっちで踊らせて」です・みゆきさんが書いた作品、それほど詳しくないのですがその中でも最も好きな1曲です。

半蔵

研ナオコ勿論好きだし中島みゆきの曲を歌う研ナオコもいいですよねえ 気だるそうな寂しそうなあの独特の雰囲気は誰でもは出せないでしょう
わたしは「特選研ナオコ全曲集」という20曲入り大半が中島みゆきの作のカセットテープでこの曲を聴いていました カセットテープなんて今どきね これ今も聴けるかな

初期のみゆきさんの難解な詩のひとつ。情景でも憧憬でもない、大変失礼ながら珍しく「捨てられる」のでなく「捨てる」という。
研ナオコさんの歌唱は、他のみゆきsongを歌う時もそうですが、ふうわりと街を往くいい女。
こんないい女を捨てる男は馬鹿!
そう思います。
いい女の涙を秘す為に雨が降りてきた。


シングル・マン
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Re: 雨が空を捨てる日は

樹愛さん
「ひとりぼっちで踊らせて」もいい曲ですよね。
研ナオコに提供された中島みゆきの楽曲に関しては
どの曲も間違いなく研ナオコの方が聴き応えがあると思います。
唯一拮抗しているのが「窓ガラス」でしょうか。

半蔵さん
気だるそうで寂びしそうな独特の雰囲気、
そう、確かにそんな雰囲気がありますね。
研ナオコには中島みゆき以外にも
筒美京平、森田公一、宇崎竜童、杉本真人、都倉俊一、三木たかし、
甲斐よしひろ、桑田佳祐、小椋佳、佐藤隆、吉田拓郎、谷村新司等、
作曲家だけ挙げてみても、実に幅広い錚々たる人たちが曲を提供しています。
それだけ研ナオコという歌い手に多くの人が魅力を感じていたんでしょうね。

樹さん
一見単純そうで、実は難解な詩だと私も思います。
特に「忘れられない優しさで車が着いたと夢を告げる」は今でも???
「私の好きな相手が車で迎えに来てくれた」なんていう
文字どおりの単純な意味ではないように思えるし … 。
樹さんの解釈をもっと詳しく聞きながら聴いたら
新たな気づきがいっぱいありそうです。