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【 百恵伝説 vol.6/霧雨楼 】

シングル・マン

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山口百恵にももちろん雨に因んだ曲が何曲かあるが、今日はこの「霧雨楼」を。
特筆すべきは阿木燿子による歌詞。
一体この曲の後にも先にも、遊女屋の格子戸越しに
外(おもて)を行き交う人々を虚ろに見つめる遊女の想いを描いた歌などあっただろうか。
そんな難曲を山口百恵はアルバムの帯コピーにもあるとおり「大胆に、そして繊細に」歌い上げている。

★霧雨楼 (作詞:阿木燿子/作曲:宇崎竜童/編曲:萩田光雄/発売日:1978年9月1日)

06 霧雨楼 ※15thアルバム「ドラマチック」収録曲

 

Comments 3

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半蔵

これも初めて聴きました ほんとドラマチックですね 百恵さん10代最後くらいの時でしょうか すっかり貫禄と余裕が感じられます

唐突ですが百恵ちゃんの映画は春琴抄が好きです。但し佐吉は友和さんでなく一ノ瀬ワタル君推し。谷崎文学の女主人と下僕…嗚呼尊い。
形は違えども遊女、よくぞこの詞を19歳の乙女に渡したもの…でも全く違和感も感じさせず語りあげてくれています、胡椒ほどの背徳を感じるのみで。
14か15歳初潮を迎えると売られたともいう遊女。19歳ともなると最高位の太夫になっていたのかも。
百恵太夫は客を品定めする、最高位のみに許された廓のしきたり。
女主人と下僕(客)。

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Re: 霧雨楼

半蔵さん
百恵ちゃんは1959年生まれですから
おっしゃるとおりこの曲をうたったのは10代最後の19歳の時、
なのにこの貫禄と余裕、すごいですね。
キャリアを重ねる毎に確かに歌唱力をもぐんぐん増していきましたが
それ以上に彼女の“感性”がすごいんだと思います。

樹さん
一ノ瀬ワタル君? 誰? すぐにググりましたよ。
元格闘家の俳優さん、いや~、なかなかの強面ですね。
画像検索すると笑った顔もいっぱい出るんですが、笑ってても怖い (^^;) 。
彼のtwitterもちょっと拝見しましたが、こんな記事が … 。
〉お医者さんに「プロレス見てます!試合頑張って下さい」と言われました。
〉#プロレスラーではない
〉#お医者さんの勘違い
〉#でも実はちょっと嬉しい
ちょっと笑えました (^^) 。