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【 愛しき昭和・平成の歌謡曲たち vol.44/彼と … 】

シングル・マン

シングル・マン

三善英史の「雨」が大好きで、よくレコードに合わせて口づさんでいた母。
そんな母も認知症が進行し、寂しいことに今では「雨」を聴いても何の反応も示さなくなったが、
一方、私が好きだったのは7枚目のシングル曲「彼と … 」。
大人になり、当時つきあっていた彼に膝枕で耳かきをしてもらっていると、なぜか不意に涙がこぼれてきて、
この曲の二番にある「ポロポロとわけもなく 泣けてくる しあわせで頼りない 夜ふけごろ」という歌詞が
頭を過ぎったことを思い出す。

★彼と … /三善英史 (作詞:阿久悠/作曲・編曲:三木たかし/発売日:1974年3月10日)

044.jpg ※既に結婚していた2007年、バイセクシャルであることをカミングアウト。

 

Comments 5

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樹愛

マイベスト一致です!「彼と・・・」紅白で歌ってほしかったですね。♪彼と暮らしてるこの部屋で いつかは泣く日が来るだろうか という詞がよくわかります。シングルマンさんも想い出が深いんですね。三善さん全く見かけませんがどうしているんですかね?

半蔵

永生きの時代になって親が居たらいろんな事が起きる年代ですね 兄(離婚はしていた)が死に一緒に住んでいた兄の娘と孫はここを出ていま92才の母と二人での暮らしになりました 
それはともかく三善英史ですね
やはり何といっても「雨」ですよね 突拍子もないあの出だし 声 一度で引き込まれた感じでしたまねまでしました この歌も覚えてはいますが
三善英史が女心を歌っただけと思っていましたがいま「彼と・・・」なんていうと私たちにとっては意味深

あめにぃぃぃぬれぬゎわがぁらぁぁ
とヒットした時に唄ったボク9歳
覚えています大ヒットでしたよ確かに。
長じ過ぎて今初めてお薦めを試聴。
彼と…いやツボがありすぎで辛い。
もう既に暮らしているんだから幸せ絶頂のはずなのに足元に空いている闇。


morandino

三善英史と言えば、「雨」と「円山花街母の街」ですが、僕もシングルマンさんと同様に「彼と・・・」は、特に好きな曲で、学生時代には、ギターをつま弾きながら、よく歌ったものでした。その次に好きな曲と言うと、「愛のいさかい」「少年期」「爪・指・手のひら」「遠い灯り」「わかれの夜道」「センチメンタル・ママ」「おんな道」です。とにかく、名曲がずらりで、カバー曲もたくさんLPで出ていました。こんな声質の歌手は、前にも後にも、他にはいません。本当に貴重な存在でした。しかし、今では、自分の持ち歌も声が出ないようで、たまにテレビに出演すると、見るには見ますが、痛々しくて・・・。青春はどんどん遠ざかりつつあることを実感してしまいます。

シングル・マン
シングル・マン
Re: 彼と …

樹愛さん
三善英史さんの近況ですが、2年前のインタビューでは
9年間にわたる母親の在宅介護の後、
今は小林旭、橋幸夫、五月みどり、水前寺清子らと一緒に
コンサートで全国を回っていると語っています。
元気で活躍されているようですが、
親の介護は芸能人、一般人を問わず共通の問題ですね。

半蔵さん
お互い親の介護や世話に関する問題は避けられない世代ですね。
三善英史さんも、樹愛さんへの返信に書いたことに加え
「介護度5ぐらいになると、食事からシモの世話まで全てやるわけですが、
僕が生まれて赤ん坊の時から母親が全部してくれた事、
『自分がしてもらった事のほんのわずかでも返してあげられれば…』、という思いでした」
と介護生活を振り返っています。身につまされる話ですね。
話がちょっと逸れてしまいましたが
「彼と…」、確かに我々にとっては意味深な歌です (^^;) 。

樹さん
いきなり「あめにぃぃぃぬれぬゎわがぁらぁぁ」ですか、
まるで半蔵さんが上のコメントで仰ったばかりのような
「突拍子のない出だし」ですね、思わず笑ってしまいましたが、
「幸せ絶頂のはずなのに足元に空いている闇」という鋭い指摘にはギクっ。
いつにも増して文字数以上の内容が凝縮されたコメントに参りました!

morandinoさん
「愛のいさかい」は「彼と…」の3か月後にリリースされた曲で
作詞・作曲も前作と同じコンビだったこともあり、
「彼と…」との二部作のような感じの作品で、僕も大好きでした。
年と共に声が出なくなるのはしょうがないのかもしれませんが、
プロである以上はそこはしっかり努力してキープしてほしいですよね。
実際、昔と変わらないキーや声量で歌う歌手もいるんですから。
ところでmorandinoさんはギターを弾けるんですね。
morandionoさん弾き語りの「彼と…」、側で聴いてみたいです (^^) 。