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【 みゆき伝説 vol.1/ホームにて 】

シングル・マン

シングル・マン

山口百恵と並ぶ私にとっての2大歌姫のもうひとり、中島みゆき。
以前にもお話したとおり、YouTubeにはPV以外彼女の歌唱による動画は一切ないので、紹介はあきらめようかとも思ったのだが、
やはり彼女の名曲の数々を聴かず嫌いの方にも是非知ってほしいという気持ちが強く、
他の歌手によるカバー・バージョンで紹介という形を取ることにした。
もちろん、このカバー曲を気に入って頂けた方には、中島みゆきによるオリジナルを是非聴いて頂きたい。
さて、その第1弾は女優の高畑充希カバーによる「ホームにて」。
「ピーターパン」「スウィーニー・トッド」等のミュージカル経験もある彼女だけに、なかなかの歌唱力である。

★ホームにて/高畑充希 (オリジナルは1977年6月25日発売の3rdアルバム「あ・り・が・と・う」に収録)

01 ホームにて 101 ホームにて 2 ※手島葵によるカバーもおススメ。

 

Comments 5

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bokki

中島みゆきは、その作詞力、作曲力、そして歌唱力と素晴らしい才能の持ち主であるだけでなく、数多くの歌手にも楽曲を提供するなど、大きな影響を与えていて、そういうところが他の歌手の追随を許さない本当に凄い歌手ですね。
そんな彼女の数え切れないほどの歌の中でも、この『ホームにて』を選曲してくれたシングル・マンさんって、改めて、素敵だな~と思っています。
高畑充希のこの歌い方も中島みゆきを思い出させるところがあって、素敵ですね。
特に、故郷を離れて東京などの大都会に一人住んでいる人にとっては、この『ホームにて』は心に響くことでしょう。
自分にとって、心に染み入る中島みゆきの歌は、何といっても『時代』です。
それは、あの大震災での物凄い揺れに巻き込まれ、”ああ~、これで俺も死んでいくのか~”と死をも覚悟し、その恐怖を乗り越えた後も、絶望に落ち込みそうになったり、運命の過酷さを感じたり、不安を抱えた日々がずっと続く中、心に灯りをともしてくれたのが『時代』だったからです。
今でも、♪そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ♪と歌い出すと、”あ~、生きていて本当に良かった”と思い、涙が溢れてくるのです。

歌姫…彼女の創った歌にもありますね。ホームにて、はカラオケは無理。車の中でのみ歌います涙が滲むから。イントロから歌い出し、エンディングまで脳内に映像がフラッシュバックします。帰り人、飾り荷物、溜まっていく空色の切符、街に挨拶を、ネオンライトでは燃やせない、中島みゆきは多分にまだ成功者でなく帰れない人の延髄に言葉の針を打っていく。
一番辛い言葉は、故郷へ向かう最終に「乗れる人は」急ぎなさい…中島みゆきは詩姫(うたひめ)

シングル・マン
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Re: ホームにて

bokkiさん、樹さん、コメントありがとうございます。
やばいですねー、
お二人の想いのこもったコメントに胸が熱くなってしまいました (T_T) 。

bokkiさん
デビュー曲の「アザミ嬢のララバイ」で中島みゆきの虜になってしまった私ですが、
正直、2曲目の「時代」は、メロディはともかく
歌詞がちょっとあざとい感じがして、あまり好きではありませんでした。
しかし年を重ねる毎にその印象は徐々に変化していき、
今では本当に普遍的で大きな大きな歌詞だなぁと思います。
大震災で生死を分けるほどの恐怖を体験されたbokkiさんには
余計歌詞の内容が深く、そして重く染みていくのではないかと思います。
私の中で「時代」はbokkiさんを思い出させるものとして
より大切な一曲になりました。

樹さん
私もひとりでこの曲を口づさんでいると
いつの間にか涙が滲んできます。
『たそがれには彷徨う街に 心は今夜も ホームにたたずんでいる』
も身につまされるフレーズですね。
「帰れない人の延髄に言葉の針を打っていく」、鋭いご指摘だと思います。
故郷へ帰りたくても帰れない人々に寄り添う中島みゆきの想いは
文字通り「帰れない者たちへ」という曲でも表現されていると思います。
中島みゆきは確かに “詩姫”ですね。

駆け込み乗車

こんにちは。一年後の未来からやってきた駆け込み乗車です(笑) みゆきが好きな人は多いですが嫌いな人もいるのが不思議。その昔、出演無料の青少年コンサートに参加してあぶな坂をギター1本で歌ったわけでしたが😅 実はホームにてを歌うつもりでした!楽屋で練習してると案の定声が出ないので本番前に急きょ変更した思い出があります。 50才を過ぎてさらに出ない感じですが機会があればどこかの会場でホームにてを歌ってみたいのですが、今はギター 持ってないし(笑)

シングル・マン
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Re: ホームにて2

駆け込み乗車さん
初コメを頂いた時「いい名前ですね」と返信したのを覚えていますか?
実はあの時、中島みゆきのデビュー時からの大ファンである私は
この「ホームにて」を「駆け込み乗車」と言う名前から連想してしまったからなんです!
「路地裏の猫」という名前も浮かんだとの言葉には「路地裏の少年」を連想し
きっと駆け込み乗車さんも昭和の歌謡曲が好きなんだろうとは思っていましたが、
まさか大勢の聴衆の前でみゆきさんの歌を歌うほどとは!
「あぶな坂」ももちろん大好きな曲ですよ。
ラストツアー「結果オーライ」にも行ってきました。
できることなら、駆け込み乗車さんとカラオケでみゆさんの歌を歌いまくってみたいです (^^) 。