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【 百恵伝説 vol.2/ミス・ディオール 】

シングル・マン

シングル・マン

この曲が収録されているアルバム「百恵白書」は全曲阿木燿子&宇崎竜童コンビによる初のコンセプト・アルバム。
阿木燿子が山口百恵本人と何時間にもわたって対談し、そこで聞いた話や思いを基に12の私小説を書き上げている。
そしてこのアルバムの中で私の一番のお気に入りがこの「ミス・ディオール」。
ピアノとアコーディオンと弦楽器だけで奏でられる繊細な演奏をバックに、山口百恵がこれまた繊細な歌唱で聴く者を魅了して止まない。

★ミス・ディオール (作詞:阿木燿子/作曲:宇崎竜童/編曲:船山基紀/発売日:1977年5月21日)

02.jpg ※11thアルバム「百恵白書」(オリコン最高位3位)に収録。

 

Comments 4

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bokki

山口百恵は阿木耀子と宇崎竜童によって新境地が開らかれ、いわゆるアイドル歌手から完全に脱却したように思われますね。
その後、歌もどんどん上手くなって表現にも深さを増して行って彼女の持つ歌の味が一層引き出されてきたようで、いい歌手だな~と思える様になってきました。

半蔵

初めて聴きました 随分と大人のムード溢れるきれいなメロディーですね雰囲気で歌うような曲なのに若い百恵さんはしっかりと自分のものにして歌いあげてるように思います
昔だったら商品名が入ってるということでNHKでは歌えなかったでしょうねポルシェでも駄目でポルシェのところを車と歌ってるのがあったんですよね

やはりシャンソンだと思うのですもレコードの頃は所謂名刺代わりがシングルカットでアルバムは封書のような趣でした。
ミスディオール…ローズピンクの華やかなボトル。
少女から女へ恋でなく、愛を既に謳っております。
ミスディオールが香水と知った少年のワタシ。欲しくってたまらなかったなぁ🎵

シングル・マン
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Re: ミス・ディオール

bokkiさん
確かに阿木燿子+宇崎竜童コンビとの出会いによって
山口百恵の歌の世界はぐっと広がったと思います。
それも、スタッフの意図によってではなく、
宇崎竜童の曲を聴いた彼女自身が「この人の曲を歌いたい」と希望したことがきっかけですから、
新たな道を自ら切り拓いたと言えるかもしれませんね。

半蔵さん
私が紹介した曲を毎回聞いて頂き、さらにコメントまで寄せて頂き
本当にありがとうございます。
メインのブログを始めた当初と同様に
結局自分の好きな画像や音楽を取り上げているだけだから
すべての方がいいと思うことなどあるはずもなく、
ある意味自己満足でもいいや、くらいに思っていますが
やはりこうして感想を頂けるのはとても嬉しいことです。

樹さん
シングルは「名刺」、アルバムは「封書」、上手い例えだと思います。
そして、この曲は確かにシャンソンだと私も思います。
親しくしていた谷村新司の影響もあったようですが
当時彼女は「好きな歌手は」と聞かれて金子由香利を挙げていましたね。
百恵ちゃん自身にもシャンソンへの憧れがあったのかもしれません。
「夜へ…」などはまさにシャソンです。