Edit your comment 凍てつく小屋。 牡性の四阿である掘っ建て小屋には 何の装飾も必要ない。 牡獣の手にする瓶に注がれているのは 清涼飲料ではなく 蒸留酒。 ムラついた獣欲、凍える身体を鎮め 暖めるにはクラフトジンが相応しい。 周りは牡獣に惹かれ小屋に 集いし牡獲物の群れ。 細く粒羅な双芒が煌めく。 どうやら品定めを終えたようだ。 決して自らは動かない、言葉も発しない。 少ぉし身体を無防備に肌蹴るだけ。 わざと視線を反らす。 太い腕とブっ太い太腿と腹毛に覆われ 白い下履きに包まれた牡器を 魅せつける。 標的にされた相手は余程奥手なのか 牡獣は仰け反って更に無防備に。 太い猪頚に喉仏の突起が呼吸と 共に上下する。 おずおずと牡獣の張り巡らした 獣欲の蜘蛛の糸に絡め捕られた 獲物が近付いて行く。 椅子の上で、冷たい板の間で 熱い饗宴が繰り広げられ、牡獣の 喉仏から発する低い咆哮と共に 乳白色の飛沫が飛ぶまで終わらない。 蚊帳の外に居る自分は、牡糸に掠りも しなかった我が身を嘆いて ただ観ているだけ… 身も心も冷えたままで。 https://youtu.be/sOiMD45QGLs BGM はAdoのギラギラ 初めて聴いた日から我が身の業を 謳ってくれた。 もし神様が… SECRET SendDelete