Edit your comment 雨の音を聴きながら、視線は遠い。 からだの隅々に残る、彼の余韻だ。 3237 去年の12月19日、帰りの電車で見かけた彼。 翌日も、同じ車両になり、声をかけられた。 俺の粗野と反対の優しさに、惹かれた。 誘われるまま暖簾をくぐり、酒を飲んだ。 そして、部屋に行った。 優しさとは反対の彼がいた。 背後から胸と股間を捕まれ、首筋に強く唇を押し当ててきた。 剝ぎ取られた服が散乱してる。 彼の肌が密着してぬるい体温が染み入ってくる。 でも、その全部が俺には欲しいものだったから。 こんなうつ伏せにされて、彼の硬くなった乳首が背中を擦るのがわかるほど。 そしてヌルッと刺しこまれた陰茎が奥深くにまで。 活き荒くビタビタと淫靡な音が立つ部屋。 仰向けにされ、エビのように体を折られ、唇をむさぼられながら彼は俺を突いた。 横向きに片足上げられ、なすすべなく彼の振動に揺さぶられるしかなかった。 いま、壁によしかかってアナルの火照りを思い出してる。 SECRET SendDelete