Edit your comment 写真を作品として見た場合、1枚目ですべて完成という感じです。肉体を被写体としていて、そのモチーフは非の打ち所がありません。大きい上半身を支える脚の逞しさは美しすぎます。光の入り方や背景の具体を飛ばした白い輝き、鋭角にしなかった境界線が憎らしいほど柔軟で、しかも奇麗に塗装された面ではなく朽ちて崩れ、木の葉も呼応するようにあります。「存在と生命」を読み取ります。右腕の線から股間と左足腿裏へ続く線、左右の肩から左ひじへと流れる線。頭部から軸となる右足先への力強い線が構図として安定した美しさをもたらしています。 すばらしい漢の裸身の写真作品は杜達雄氏の真骨頂でした。自然に同化したような映像でありながら、自然も肉体もリアルに浮き立っていて、互いに呼吸しているのだと、その意味が伝わってきます。人間の全裸は自然なのです。生殖器を見せようが隠そうが、そうした部分的ことに執着するのではなく、芸術として、自然のあるがままを十分理解する感性が必要なのだと思います。 こう書いた後で、エロチックそのものの動画を紹介します。 違いが分かるのではないかと思います。 というか、わかっていただけると嬉しいです。 SECRET SendDelete