Edit your comment 桃の節句に因んだお話、興味深く拝見致しました。いにしえの先人達の知恵は凄いです。 もう先月になってしまいましたねぇ、話が重なるかもですが… 神の守りにつくのは16年振り。選定式で二番を引いた者(福神といいます)は後学としてOBと一緒に護ります。一度目は役目をクジを引いた時から頂いていました。実はそこから「もう一度上がってクジを引きたい!」と足掻いた16年でした。 その間に複数のOBと親しくなり、今回は紹介のカタチで守りをする事に。 ただ推薦人はOBや福神以外の人間が神守りをする事を嫌がっていると知っていたので、お祭り前日の夕方お誘いがあったとき直ぐに推薦人に知らせました。予想通りしっかり叱られた後「お前はどうしたいんだ!?」と…。ワタシは震えながら「お話、お受けしたいです…。」 以前ワタシは男の自覚が無いなんて書きましたが、男になりたくて神男を目指しました。推薦人は祭りを知るキッカケの年の神男さんで憧れの的。思えば憧れから四十年目です。その方と正面切って男同士の話をする自分がいました。 「分かった、俺のまわしをしめさせる」 その時は震え上がってしまい言葉の重要度まで分からなかったと思います。 当日、約束の時間に神社さんに上げてもらったら御守の売り子をする事に。周りは大先輩のOBばかり、無我夢中で売りました。 その中に目を掛けてくれるOBがいて、改めてしきたりを教わりながらリラックスさせてくれました。私が16年の間にやってきた事を知ってくれた上での振る舞いを受けました。 そしてまわしをしめる際、引っ張ってくれた方はワタシ分のまわしを準備してくれたのですが、宣言通り推薦人から手渡されたまわしを見てみると…本来、守りがしめるまわしには数字が刺繍されていて各自に割り当てるのですが、フルネームで刺繍されてました。後から聞きましたがネーム入りのまわしは一本のみ。例え空いていても誰かがしめることはないそうです。 「これをしめたら全て終わるぞ!それでもやるか?」一瞬自分に問いました。でも締めました。自分には変身ベルトにも思えたのです。変身させて貰いました。季節柄トイレが近くて用を足す度「スミマセン」とまわしに謝ってました。 出動のタイミングは突然来ます。構えていたけど周りに助けて貰いました。みんな各々の仕事をしながらもワタシを見ていてくれたんです。渦の中に入るまで打ち合わせの様な話をして始まります。 今年は50分程でしたが自分には長くも短くもなく、ただただ主役とはだか男たちを護る事に集中してました。 OBじゃないけどずっとワタシを見ていてくれた訳知りの方に「一度目のお前は主役を見とった。今年は周りのはだか男も助けるんだ!」と。この間に2回事故があり、自分の腕で心肺停止の方を引っ張り出したこともあります。その時のワタシの無念さを知って今年の目標を授けてくれました。 やはり主役は主役ですね。立派につとめてくれました。命懸けて良かった。 終わった後、忠告を守る為に直ぐに神社を出ました。ワタシはあくまでも助っ人。それを守りました。 出て直ぐに声を掛けられました。別の神社さんの神事で知り合ったゲイの方。良い人なんですが、やはり裸祭りを楽しむために来ていたからテンションが全く噛み合わず。苦笑いです。 乱文失礼しました。 SECRET SendDelete